9. 水分の不足

 

水分が不足すると便秘になりやすいようです。

便が乾燥して移動しにくくなるのです。

高齢者の場合は普段から体内の水分量が減ってきています。

体内の水分量は赤ちゃんが80 %くらいであるのに対し

高齢者は50 %くらいです。

 

① 不感蒸泄

   下記は 1日に摂るべき水の量と 1日に失われる水の量です。

 尿や便から失われる水は想像ができますが、

 不感蒸泄といって皮膚の毛穴などから失われる水の量が

 800mℓと意外に多いことを知っておかなければなりません。

 ですから知らないうちに水不足に陥って便秘や熱中症に

 かかってしまうのです。

 喉が渇かないので水は必要ないと言うのでは遅いのです。

 便秘の方は水をこまめに積極的に摂ることが必要です。

 便秘解消には 1日 1.5ℓ~2ℓを摂取する目標を立てましょう。

 

 

1日に失われる水分          1日に摂るべき水の量     

 

   尿     1,3001,500ml           飲料水  1,3001,500ml  

    便       200ml             食事    800ml

    不感蒸泄    800ml             代謝水   200ml

 

  計     2,3002,500ml                   計     2,3002,500ml  

 

 

不感蒸泄:毛穴などから自然に出ていく水の量

 

②「水を飲めば認知症が治る」

 の著者 

 国際医療福祉大大学院 教授 竹内孝仁先生の

 

 指導を受けた愛知県のある介護施設の施設長が

入所者のみなさんに

水を 1日 1.5ℓ飲ませたところ便秘が改善され、

全員の オムツが取れたそうです。

また私たちの脳にも いい水が必要だそうです。

脳神経外科の先生は脳にはいい水が欠かせないと言われます。